1.認知症総合アセスメントとDASC-21の学習を支援します

認知症の人や介護者が住み慣れた地域で穏やかな暮らしを継続できるようにするには,地域のなかで認知症に気づき,総合的なアセスメントを実施し,多職種間で情報を共有し,必要な支援を統合的に調整していくことが必要です.DASC-21は,暮らしに密着したわかりやすい項目であることから,認知症の疑いがある方やご家族等にも理解しやすく,簡単で短時間に「認知機能」と「生活機能」の障害を評価することができます.また,ご本人やご家族と専門職等をつなぐ「共通言語」として結果を共有し,支援体制づくりにも幅広く活用することができます(DASC-21は,原則として粟田主一先生の研修を受けた専門職がチェックします).

一方,DASC-21を正しく使用するには,その基盤として,認知症の基礎知識とともに認知症の総合アセスメントにかんする基礎理解が不可欠です.本サイトでは,認知症総合アセスメントの視点,考え方,その具体的な方法にかんする基礎知識と併せて,DASC-21の使用方法と留意点等を総合的に学習するeラーニングを提供します.また,eラーニングの修了認定基準を満たした方を対象に「修了認定証」を発行します(サイトからダウンロード・印字可).

eラーニングの受講は,①個人受講,②法人等(複数の方を一括登録する方法)から選択できます.①個人で受講する場合は,dasc.jpサイトから直接eラーニングへアクセスしてください。②法人等の場合は,お問い合わせフォームよりご相談ください(法人名,部署名,ご担当者名,連絡先,ご希望の受講数・開始時期等を明記してください).

eラーニングのカリキュラムや受講の流れ等は,eラーニングサイトをご確認ください.